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2025/05/11(Sun)04:12:43

地理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

地理(ちり、Geography)は、「人間の生活に影響を与える地域的、社会的な構造」(自然環境や産業環境などを含む環境)を学ぶ教科のこと。小学校中学校においては社会科の一分野である(他の分野は歴史、公民)が、高等学校では地理Aまたは地理Bとして、地理歴史科のうちの1科目となっている。

地理で学ぶ範囲 [編集]

小学校 [編集]

小学校では地理分野としてまとまった学習をすることはないが、社会科の学習においての地理的な内容の学習は、3年生で簡単な地形図の読図(地図記号の暗記がメイン)、高学年では地図の見方(経線緯線赤道など)、東アジアのようす、地域と気候による住まい、また、6年生では多少高度な内容として、食糧問題や貿易問題(アメリカとの貿易摩擦など)なども取り上げられる。

中学校地理分野 [編集]

中学校では全学年の1-3年生のうちいずれかに1年間通じて地理を学習するが、ほとんどの学校は1年生の時点であるいは歴史と平行して1・2年生で履修する。 現在の学習指導要領では、すべての県や国々を見ていく従来の方式は改められて、テーマ別にさまざまな国や地域を比較するというスタイルでの勉強にかわった。 やや高度な地形図の読図や、高校・大学で学ぶような環境問題や都市問題なども軽くふれられる。

高等学校地理A・B [編集]

地理Aは2単位・Bは4単位で履修できる内容となっているが、現在は「地理歴史科」の中で選択科目となっている。世界史が必修となっており、地理は日本史との選択になる。日本史に比べ負担が少ないという見方から、特に国公立大学への進学を希望する理系の生徒が地理を選ぶ傾向にある。学校によっては開講されていないケースもあり、文部科学省の定める学習指導要領の中に記述されている「我が国及び世界の形成の歴史的過程と生活・文化の地域的特色についての理解と認識を深め,国際社会に主体的に生きる民主的,平和的な国家・社会の一員として必要な自覚と資質を養う。」という地理歴史科の目標が遵守されていないことが、課題となっている。

地理Aは、(1)現代世界の特色と地理的技能、(2)地域性を踏まえてとらえる現代世界の課題、(3)地球的課題の地理的考察を大きな内容の柱としている。(1)は、地図や時差、資料収集、地域調査といった技能の習得と、国家間の結びつきを通信や人・物の移動に着目して捉えさせることを目標にしている。(2)は、いわゆる地誌学習を主体とした項目で、世界の諸地域および近隣諸国の生活・文化の特色、特色を理解するための地理的な方法論を理解させることを目標としている。また、各地域のおおまかな歴史にも触れて世界史と関連させて学習するケースもみられる。ただし、近隣諸国(教科書会社によって事例として取り上げる国・地域は違うが、ロシア、東アジア、東南アジア諸国をさし、中央アジアは含まれない)については、単なる地誌学習ではなく、事例として取り上げた国・地域と日本との間の共通性と異質性について、自然環境、社会・文化環境、経済環境など様々な観点から比較、考察することが求められている。(3)では、環境問題、資源・エネルギー問題、人口問題、食料問題、居住・都市問題について、(1)や(2)で学んだ事を踏まえて、地球的な視野から考察する。特に主題図を読み解く技能が求められている。

(1)の内容は、現代社会との重複があるという指摘(通信などの内容が現代社会の内容とほぼ同じで、サイバー地理学などの成果が反映されていない)や、地理学を専門で学んだ教師が少ない事による現場での指導力不足、ページの先頭に時差などの計算問題が来る事に対する生徒の学力不足との兼ね合いなどで、あまり教えられていない。意欲ある地理専門教師のいる学校では、巡検や野外調査が行われているが、「総合学習」と兼ねられる事も多い。しかし、現代社会は「公民科」の内容であり、地理は「地理歴史科」の科目である。現在の教科編成に問題があるともいえる。

地形・地誌・気候など、複雑な内容を多面的な角度から学ぶ。また、1割程度は自然地理学の内容が含まれており、2~3割は現代社会の内容、また世界史の内容も含まれており、そういった意味では特殊な科目といえる。そのため、歴史専門の教師にとっては自然地理の内容を正確に教える事は難しいのだが、地理専門の教師を養成する大学も少なくなっており、専門教師を適切に配置するための対策は急務と言える。

入試でも本当に地理なのかと思わせるような問題が出題されることは珍しくない。大航海時代の説明において「喜望峰」を答えさせる「歴史上の地図を使った」問題も有名大学で出題された。また、地理で受験できる大学が少ないことも、地理の履修率を低下させる要因になっている。

諸外国では、例えば台湾ではGIS(地理情報システム)の基礎を高等学校段階で必修で学ばせている。Web 2.0時代になり、電子国土Google Earthなど地図ベースのサービスも普及してきており、一般向けの地図帳も、ベストセラーとなっている。高校生の地名知識が低下している事も、日本地理学会などの調査で指摘されている。

関連項目 [編集]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%86
 
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2009/04/10(Fri)11:53:14

下記は「東大掲示板」に載っていたものです。東大世界史・地理の勉強の参考になると思うので転載しました。
http://www.jukensei.net/u-tokyo/bbs/ibbs.cgi?mode=res&namber=1368&page=0&RES=1-8&H=tp&no=0&KLOG=6

■No.1368   世界史・地理の参考書  [編集] 
□投稿者/ haruka [ID:0GUGh7Ko] 一般人(4回)-(2005/08/11(Thu) 11:00:32)
世界史と地理の参考書選びに困っています。
(世界史はこれで問題ないか自信がなく、地理は候補を絞りきれてません。)
とりあえずインプット用についてアドバイスお願いします。

世界史
(下の通りで行くつもりですが、何か明らかな問題点とかありますか?)

・教科書『詳説世界史B』に『詳説世界史Bノート』を併用。
・『縦から見る世界史』と『横から見る世界史』

それと「資料」的なものはやはり必要でしょうか?
もしそうなら、何かオススメを教えてください。

地理
(絞りきれません。ⅰ.大まかな把握用とⅱ.基礎知識の暗記用の両方が欲しいです。
ただどれがどういう用途に向くかがわからないので、候補を羅列してみます。
これ以外でもっと良さそうなものがあれば教えてください。)

・(教科書) ※和田氏は地理の教科書はダメ、と言ってましたが・・・
・『権田地理 実況中継』
・『山岡の地理B教室』
・『要点がわかる地理B』
・『理解しやすい地理B』
・『一目でわかる地理ハンドブック―大学受験』
・『佐藤裕治の地理・合格講義!系統地理編』(「系統地理編」以外もある?)

これらのどれを使えば良さそうでしょうか?
大雑把用・基礎知識用それぞれお願いします。

それと資料や地図なども、どれが良さそうか教えてほしいです。
(昔のは持ってますが、この機会に新しいものを揃えようと思うので。)

私個人の状況は
・ともに学校では一通り履修。ただもうほとんど抜け落ちてます
(なので初歩からのスタートになるかと。)
・暗記は割と得意です。
・ともに本番では30点ちょっと取ることを目安にしています。

こんな感じです。

どちらか片方だけでも構いません。
力を貸してください。宜しくお願いしますm(_ _)m

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 ■No.1371   Re: 世界史・地理の参考書 [編集]
□投稿者/ ヴィチェンツァ [ID:2Q8DeeRq] 一般人(46回)-(2005/08/11(Thu) 14:15:06/Res1)
 
まず地理ですが、地理は知識だけでは得点力に直結せず、その場で知識を類推し、簡潔に情報を記述する技術が必要となります。

私の用いた参考書は
①用語集②地理の完成(山川)③権田地理の実況中継④実力をつける地理100題(増進会)⑤記述論述地理(学生社)⑥過去問・模試過去問⑦地図帳・データブックで、
③④でまず基本知識を詰め込み、①②⑦を参照しました。これで大まかな把握は出来ました。
そして⑤をやりました。これで知識はだいたいついたので、今度は⑥で実践的に答案を書く勉強に切り替えました。

世界史と違い、地理は字数が少ないので実際に記述の表現力を身につけるのがどうしても必要だし、問題を解くと、理解・暗記もはかどります。
だから、私は和田氏の「地理は解答・解説を読むだけで十分」という意見には賛成できません。
事実、「書く訓練」をして私は直前期までに得点力も安定することが出来ました。
ただ、「地理の教科書はダメ」という意見に賛成です。
 
 ■No.1372   Re: 世界史・地理の参考書 [編集]
□投稿者/ ヴィチェンツァ [ID:2Q8DeeRq] 一般人(47回)-(2005/08/11(Thu) 14:27:54/Res2)
  世界史ですが、
『縦から見る世界史』と『横から見る世界史』はオススメできます。
縦・横とは難しい言葉で言えば、「縦=通時性比較」「横=共時性比較」のこと。
なかなか面白くて、3回読みました。順番は横⇒縦の順番がいいです。

「資料」的なものですが、私は「ユニバーサル新世界史資料」(帝国書院)を使ってました。
資料集は自分の好きなものでいいと思いますが、この資料集は各世紀ごとに「○○世紀の世界」のように世界全図が載っており、その時代の概観が短文で述べられており、良かったです。
他の資料集にも同じ様なものがあると思いますが・・・
 
 ■No.1373   Re: 世界史・地理の参考書 [編集]
□投稿者/ ヴィチェンツァ [ID:2Q8DeeRq] 一般人(48回)-(2005/08/11(Thu) 14:37:13/Res3)
  2005/08/11(Thu) 14:38:56 編集(投稿者)

連続レスですみません。
最後に、本番の見直しで、注意すべきことを書いておきます。
・解答用紙の取り違え
・解答用紙のイロハ(解答用紙の裏表)
・氏名受験番号
・設問の行数制限
・指定語句への下線(他設問の指示の順守)
・題意の取り違え
・誤字脱字

この中のいくつかは私がミスった経験のあるものなので、絶対に注意してください!!
前もって東大模試で慣れておくと安心ですね・・・  

 ■No.1393   Re: 世界史・地理の参考書 [編集]
□投稿者/ haruka [ID:0GUGh7Ko] 一般人(5回)-(2005/08/12(Fri) 09:12:52/Res4)
  レス遅れてすみません。
どうもありがとうございました^^
大助かりです。

ただあと一つ知りたいことがあります。

地理の「地図帳」の選び方についてです。

地図なんてだいたいどれも似たようなものなんでしょうか。
中でも上手く絞ってあったり、使いやすいモノもあるんでしょうか?
何かオススメがありましたら教えてくださいm(_ _)m  

 ■No.1395   Re: 世界史・地理の参考書 [編集]
□投稿者/ 文2一年 [ID:kzuwVS8X] 付き人(93回)-(2005/08/12(Fri) 11:25:37/Res5)
  学校で使っていた地図帳はないんですか?道具にこだわりたい気持ちは分かりますが、地図帳のセレクトなんかで迷うのはどうかと…
どーしても気になるなら大きな本屋で自分で見比べた方がいいと思います。
あと個人的には「横から見る世界史」よりは帝国の教科書とかの方がいいと思います。参考書よりはところどころ間違いあるし、帝国の教科書は東大や阪大の世界システム論の先端研究者が書いている本ですから横のつながりにはとても強く、新しい切り口で記述されています。世界史論述はやはり最後は教科書ですし。
メインの教科書には向きませんが、システム論的な横のつながりを把握するものとしてはかなり使えます。まぁ「横から見る世界史」もいい本だとは思うのでどちらを使ってもいいとおもいますが。
  
 ■No.1401   Re: 世界史・地理の参考書 [編集]
□投稿者/ Revolutionist(文Ⅰ) [ID:27fgaIGI] 一般人(39回)-(2005/08/12(Fri) 18:38:54/Res6)
  基本的に地理よりも世界史に重点をおいてくださいね。こっちのほうが手間かかりますから。あと、世界史に東京書籍の教科書は必須です。ただし、教科書は必須ではありますが初期にやったら挫折する可能性もあります。ある程度基礎を終えた後に、見てみるとその偉大さがわかると思います。ただし教科書には掲載用語が少ないので用語は他の書籍で補う必要性があります。あと、個人的意見ですが「記述論述地理B」は数年前の過去問には使えますがここ最近の東大入試とはかなれ傾向がずれていると思いました。やるとしても(実際僕も買ったことは買いました)読み流す程度でいいと思います。

地図問題はほとんど出ないし、せいぜいチンリン山脈など中学レベルのものしか出てませんから地図帳は昔の出ない限りどれでもいいと思います。僕の場合受験中は一度も使った記憶はありません(笑)。

ちなみに参考までに僕が使った書籍は
世界史
・教科書
・荒牧の世界史見取り図
・詳説世界史論述問題集
・東大模試過去問(河合、駿台、代ゼミ全て)
・過去問
・実力をつける世界史百題(用語知識の充実が目的。でもやっぱり予備校のほうがいい)。

一般的な流れを言えば、東大の場合基本知識をさっさとつめこんであとは論述対策として、論述のネタをひたすら詰め込んでいくという流れです。過去問と模試問、詳説世界史問題集を全部やれることができたら(多いですが)世界史が裏切ることはないと思います。

地理
山岡の地理B(基本知識)
東大模試過去問
過去問

東大地理はどっかで見たことのある問題がほとんどです。基礎知識をさっさと仕入れてあとは模試問題などで論述のネタを仕入れていくと本番ではどこかで見たことのある問題ばかりになると思います(勝負はいかに要素が抜けないように書くか、ということになってきます)。
  
 ■No.1403   Re: 世界史・地理の参考書 [編集]
□投稿者/ 文2一年 [ID:1wa3TIbR] 付き人(95回)-(2005/08/12(Fri) 19:04:02/Res7)
  付け足しとして、Revolutionistさんも勧めている東京書籍の教科書は確かにおすすめですね。私はメインに使ってました。これも商業史・ネットワーク系に強いです。ただ、新課程ではどうなってるかは知らないので、一応使うなら内容確認してからの方がいいと思います。  

 


2009/01/26(Mon)15:55:36
「東京大学新聞2007年9月11日」受験生特集号より抜粋

「東大世界史では,第1問で大論述が1題,第2問で小論述が複数題,第3問で短答式問題と1行(30字)程度の記述が合計10題ほど出ます。
 大論述は地域・時代を俯瞰するテーマが出され,小論述・記述では一つまたは少数の出来事の内容が具体的に問われます。従って,入試ではミクロ・マクロ両方の視点から体系的に歴史を把握する力が必要となります。この力を身につるには,自分の力で歴史の流れを視覚化することが有効でしょう。勉強の際,フローチャートと世界地図を作ることをお勧めします。手で書くことで用語の暗記が進みます。さらに,時系列・因果関係が整理されて自然と知識が体系立つため,深い理解ができるという利点があります。」

2009/01/26(Mon)15:22:38




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